君はなぜそんなに素敵なんだろう・・・
俺はそんな君に恋しているようだ。
君のこと考えるとこの心が締付けられ、息が苦しくなる・・・
今になってこんな恋をするなんて思いもしなかった。
こんなに人を愛するなんて思いもしなかった。
俺は一生人を愛せないと思ったが違った・・・
君を愛してしまった。
心のそこより愛してしまった。
この身がこなごなになってもいい、
この心が君一色になってもいい、
君だけを愛してる。
ああ・・・愛してる。
目をつぶるとまだ見ぬ君だけがまぶたの裏に思い描かれる・・・・
愛している・・
愛している・・・
愛すること・・・それは無償の愛、
与える物でもなくもらう物でもない、注ぐもの・・・
無償の物・・・
だから俺は君に注ぐよ、
俺のあふれんばかりの愛情を君に・・・・愛しているよ。
それが君に届くかどうかはわからない、
でも俺は君を愛するよ。心から・・・・
俺は君に逢いにいった。走って・・・・・・
君に逢えることを信じて。
住んでいるところもまったく知らないのに、
俺は会えるという幸運を信じひたすら前に・前に進んだ。
眠る暇など惜しい・・・君に逢えるならば・・・
週末の24時30分2度目の東京は、
暗闇が支配するのではなく、
行き交う光りと広く厚みの有る人々の息遣いが波のように押し寄せてくる。
所狭しと立ち並ぶ建物・・・
あるものはまだ人の息づかさえも知らず、
あるものは幾人の息遣いを延々と見てきた。
俺は驚愕した・・・
この中から探し出せるのか・・・
何人の中から一人を・・・
そして気がつけば朝・・
押し寄せる人の波、この人の波の中から、
まるで異国に来たみたいで顔がみな同じように見える・・・
一人一人は違うのに・・・
昼は、食事に行く人の波・・
めまぐるしく変わる人々の種類・・
決して同じ人は見ない・・
暗闇が支配しだすと朝見かけた人が家路につく。
そして夜・・・一軒一軒表札を見ながら探す。
巡回の警察官に思わず緊張が走る。
そして俺の足は動かなくなり歩くことさえも苦しくなり
人の顔を見ているけど輪郭がつかめない・・
目がはっきりわからない・・
口が・鼻が・・・
そして、一人の女性が・・・
彼女は携帯で話しながら夜の道を家路に急いでいる。
俺は思わずドキッ!した、
彼女ではないのか!?しかし、
ふらつく足とかすむ目では特定できない。
そうだ!
名前を呼ぶんだ!
開いた口からは、力なくかすれた声だけが・・
そうだ、朝から何も口にしてないんだ・・・・
追い駆けて行こうそうすれば気がついてくれると思う・・・
気ばかりあせり足がもつれる。
右ひざが動かない、思うように・・・
力いっぱい走っているのにどんどん彼女は暗闇に消えていく。
気がつくと彼女は俺の視界から完全に消えてなくなた・・・
それが逢いたいあの人であったかわからない・・・
でも、すれ違ったときの横顔、
髪の長さ、
背格好、
彼女の目、
そして全体から発する雰囲気・・・
でも、それが彼女なのか・・・わからない。
でも彼女の影を追って、俺は歩いた・・
気がついたら道端でごみのように転がっていた。
眼の先には白み始めた空が・・・情けない・・・
結局逢えなかった・・・
心にぼっかり大きな穴が・・・・・なんだろう?この感覚・・・
この穴は底が見えない・・何なんだろう・・・?
ふさぎたくて、どんどん思い出を投げ入れていく・・・
でも埋まらない。
思い出せる思いですべてを帰り道投げ入れていく・・・
それでもふさがらない・・・なんなんだ!?
どうにかしてしまったのか?
連絡してくれと頼んどいた彼女からはいまだに連絡が無い・・・
風邪?事故?誘拐?
何かどうしようもないことが起こっているのでは?
あれ!?穴が満たされていく・・・何???
満たされた穴からどんどん溢れていく・・・
この溢れていく物は何?
水のように流れ出て心の隅々まで浸透していく・・・
なんなんだ????
俺はどうかしてしまったのか?
不安?
心配?
彼女への愛情???
普通ならば怒りで満たされるはずなのに?????
なぜ???
怒りの感情なんてまったく感じない。
怒ろう・憎しめそうすればもっと気が楽になるのに・・・
あれ?そんな感情忘れたかみたいに湧いて来ない・・・
なぜ?なぜなんだ!!
その代わりに、あの水みたいな物がどんどん溢れてくる・・・
どうしたんだ・・・俺は・・・
どうすればわかってもらえるの?
優しく・誠実に・男として最大限の特別なこと。
誰にでもまねの出来ないこと。
一生で一度するかしないこと・・・・・・
わかってもらえないかも・・・でも・・・それが気持ち
メールでの恋・・・それは、嘘?幻?
書き綴られた文字の中での出来事?
俺はバカ?でも・・・
信じたい君のことを、どんな苦難があろうとも・・・
君のことはきつく抱きしめるはずだったのに・・・
非現実的な幻?
信じたくない、だから証明する・・・
それは、幻でもなく、嘘でもなく、真実だと・・・・
それは君だから、ほかの誰でもない、君だから。
最初から、感じた・・・
俺たちはひとつの貝のごとく引合えると・・・
距離が二人を引き裂こうとも、時間が二人を分けようとも、必ず分り合える仲だと。
でも、俺は取り返しのつかないことをしてしまったのか・・・
こんなに、君のこと思っているのに・・・
もう、俺から心は離れていってしまったのか・・・
もう、君は届かぬところにいってしまったのか・・・
苦しい・・・胸の奥が締付けられるようだ・・・
俺がバカだった・・・
君のこと好きになるなんて・・・
利用されている?
だまされている?
思い過ごし?
思いこみ?
お付き合い?
馬鹿にされている?
けなされている?
みんなで俺のこと笑っている。
・・・・・・・・・・・・・・でも、そう思わないと・・・思えれば・・・
大切な人・・俺がおかしかった・・・
自分自身見えなくなっていた。混乱して・・・・
君にも少し責任あるんだよ!!
君があまりにも素敵だから、
俺は君に夢中になってしまって、
自分も周りも見えなくなってしまっていたんだ!!
でも、もう大丈夫!
俺は、俺のままでいれるよ。
もとの俺にもどったよ・・・
なぜ?きみへの愛が無くなったから?・・・・
違うよ!!
今も変わらず君が大切だよ!
大好きだし、愛してる・・・
俺は、俺のままで良いんだ!!
君が、最初に感じたのが本当の俺だよ!
・・・・だから、頭を冷やして俺は自然に君に接するよ。
それでも、俺のことが好きでいてくれることを・・・・
俺、今必死です・・・
君に俺が元にもだったことをわかってもらうために。
無理かな?
でも、おれ君のこと好きだから、どうしてもわかってほしいから・・
無理かな?でも、俺は好き、君のこと大好き・・・
みんなには、あなたみたい優しい人、
あなたならきっといい彼女が見つかるよとか、言われる・・
でも俺は彼女で無くちゃいけない・・・
そんな気がする・・・
感じる・・・
愛している・・君だけを・・・
愛している・・・俺が君を優しく抱きしめてあげる・・・
だから怖がらないで・・俺のこと・・・・・・信じて・・・・・・・
君のこと、俺は好き。はっきり言える。
例えどんな苦難が来ようとも、
君を守り、君を抱きしめ、君を愛すと・・・・・・・
例えどんなんに離れていようとも、心と心は通じ合うはず・・・・・・・
君はそんな子・・・
怖がりで、優しく、心に温かさを持っている素敵な人。
おれは、君を守りたい!
なぜだろう・・・こんなこと思うなんて・・・
今までになかったこと。
まだ、誰にもいったことが無い・・・・
恥ずかしくて言葉にして言えるのは君だけ。
でも、君の声まだ、聞いたことが無い・・・・
電話でもいい、話したことが無い。
もし、話せるんだったら俺は言うよ、
俺は、君を守りたいだから俺と付合ってくれ。
そして、君だけの力強いナイトになると。
優しさは、君だけに。
強さは君を守るために。
真面目さは、君だけを愛するために。
勤勉さは、二人の時間を多く持つために。
だから、約束するよ!
君だけを愛し決して裏切らないと・・・・
でも、もうそんな恋は存在しなかった。
俺一人の思いこみ。
そう、悲しい悲しい思いこみ。
それが本当かは、わからない
言えることはひとつ。
幻の恋だったこと。
そう、ありえない切ない恋物語・・・
FIN
解説
いわゆる、ネット恋愛の片思いバージョンと言っていいでしょう。その女性はその後、テレビなどで活躍していました。逢ったこともない人に恋する、ありえね~という言葉が聞こえてきそうです。しかし、昔は手紙のやり取りだけで、結婚した男女もそう珍しくはなかったのです。人と人が愛し合うというのはどういうことなのか?きれいな女性には様々な男性が言い寄ってきます。うわべを作っただけのメッキのはがれそうな人たちにちやほやされ、本来相手の心を愛さなければいけないのに、相手の容姿であったり、相手の経済力であったり、うまい言葉であったりに惑わされ恋人になり、結婚してしまう。そして相手の本性が見えるにつれ相手が嫌になり離婚してしまう。メールでの恋、恋文、ラブレターのように、容姿などに惑わされず相手の内面を愛することに、本当の恋愛があるのだと思います。それにかけた、彼は、かぐや姫のように相手のために途方もないことを約束し、それを成し遂げる。しかし、その約束は成し遂げられなかった。きっと彼は、彼女をどうにかしたいと思ってるんじゃないと思う。ただ、これだけの思いがあることを伝えたkらったんだと思う。そして、彼女に逢って、ひとこと「よぉ!元気!」とことがを交わしたかっただけに違いない。しかし、その思いを裏切った彼女は、きっとこれからも、純粋な思いに気がつかづ過ごしていくのかと、少しさびしい思いを、「ありえない切ない恋物語」という、言葉で締めくくっている