2011年10月18日火曜日

17章:星降る夜に

こんな星の降る夜空を見上げると思い出す。
あれは数年前のことだった・・・
今でも思い出す・・・
遠いなつかしい思い出。
そして切ない思いで・・・
そして・・・・あれは、中学3年生のことだった。
彼女とであったきっかけは、
ふとしたことだった。
おれは、校内でも有名なスポーツマンで、
勉強もそこそこ出来た。
彼女とは同じクラスで、
ふとしたことで彼女のテニスラケットを折ってしまった。
俺は彼女に謝った。
でも、ふと思ったんだ同じクラスにこんな子がいたのか!!
思わず目を疑った。
そして恋に落ちた。
目と目が触れ合う。
俺余所見をしてても、
彼女はうっとりした目で俺の目を見つめている。
俺もそれにこたえるように彼女のことを見つめた。
恋に落ちてしまった。
それからは、
二人で一緒にいることが当然のごとくなってしまった。
毎日毎日二人で愛を語り合った。
もう離れられない!!
もう、お互いがいないとどうしようもない!!
彼女は幼い顔から、
どんどん素的な大人の女へ変身していった。
俺はまぶしくてまぶしくて・・・・
そんな彼女に優しくキスして、
ぼつり・・・ぽつり・・・話し出した・・・・
二人でいるのは楽しい・・・
でも、受験勉強をしないと・・・・
だから、しばらく冷却期間をおかないか?
ベットの上で星を見ながら彼は話し出した・・・・・
澄んだ空気のせいか、
星が降るような夜空だった・・・・
おれの胸に流れる彼女の涙の感触は、
いまでもはっきり思い出される。
そして今、俺は、
星の降る夜空を見上げ数年ぶりに感じた彼女のぬくもりと、
胸の上で聞こえる寝息を聞きながら星空を見上げている。
昔とは比べ物にならないくらい
美しくなった彼女を抱きながら・・・・・・・・・・・
もう離さない・・・・・・

FIN





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