2011年10月4日火曜日

5章 メールでの恋2


それは隠された自分を書き綴ることが出来る場所・・・
それは偽りの自分を表現できる場所・・・
それは嘘が真実になる場所・・・
私は恋人がいるのに言い出せないままだった。
別に隠してたわけじゃない。
彼にも私のような女がほかにもいるかもしれない・・・
そこにはいつのまにか、
彼のメールを待ち焦がれている私がいた・・・
まるで、昔から知っている仲の良い友達のように話が出来る。
まるで目の前に彼がいるように、
永遠に続くと思われる間、
彼のメールを繰り返していた・・・
あなたの目を見ては言えないようなことまであなた言ってしまえる。
恥ずかしくて言えないことも、
表現できた・・・
着飾った私じゃなく、
心の奥の私をかれはやさしく受け入れてくれた。
恋人さえも知らない私・・・
彼はわかっていてくれたと思う。
そして、いつのまにか、その人に引かれる私・・・
逢いたくて逢いたくて・・・その思い。
通じたように、彼からの「逢いたい」の文字・・・・・・・・・・・・
逢えたら・・・・。
きっと抱きしめ合って何分も離れられない。
彼が気になり、恋人と会っている時も頭から離れない・・・
どうしよう?
恋人と別れ彼の胸に飛び込みたい・・・・・・・
でも・・・・・・・
彼の胸に飛び込んで、
抱きしめてくれなかったら・・・
彼の胸に飛び込んで、
払いのけられたら・・・・
今までの自分に戻れない。
わがまま・勝手・臆病・・・
そんなの分かってる。
だから、彼には逢えない。
勇気がない。
今までの自分の生活を立ち切る勇気、
これまでの関係を続けたい気持ち。
メールの恋が終わってしまうのか?という不安。
・・・・このままのもどかしい恋でいいの?
・・・きっと逢えばもう戻れなくなる
・・・私のことを見つめてくれる彼の瞳
・・・ぎゅっと抱きしめてくれる腕も知らないのに
優しく私の名前を呼ぶ声さえも知らない・・・・
こんなにすきになってしまった。
この恋が終わるのは、いつ?
彼に素敵な人が現れたとき?
私に飽きた時き?
逢いたくて・・・逢いたくて・・・・
恋人の両親に会いに行く8月までに・・・
逢いたくて・・・・・
8月には恋人のご両親に会いに行く。私・・・
結婚するの?
私・・・どうしたら良いの?
どうしたら良いの?
どうすれば良いの?
この振り切れない私の気持ちこの気持ち、
どうにかしたいでも、
それは私の勝手。
彼の気持ちに答えられるの?
ダメ・・・答えられなかったら傷つけてしまう・・・・・・・
彼の手が私の手を触れる・・・
まだ見たことの無い彼の部屋の窓から見える星を
私は心の奥に刻む・・・・・・
そう出来れば・・・・・
貴方に逢いたい・・・今すぐに。
そんな私が許されるなら・・・・。
逢いたくて・・逢いたくて・・逢いたくても・・・
逢えない時はせめて愛を翼に変えて貴方のもとへ・・。
貴方にそれが出来るなら私を抱きしめてください。
何よりもきつく抱いて離さないでください。
・・・・できるなら。不思議。
顔も声も・・何も・・知らないのに。
こんなに思っているのに届かない。
私のこと・・・この気持ち。
貴方の事好き。
大好き。
こうして今も貴方のこと考える・・・。
・・・声が・・・・聞きたい・・・・・。
今日も貴方からのメール待ってるだけの私がいる。

FIN




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