2011年10月10日月曜日

11章:もう恋なんてもう愛なんて もう恋なんてしない。


恋なんてありえない。
愛なんてありえない。
夢なんてありえない。
人を好きになるなんてありえない。
人を愛するなんて愛なんて幻。
もう人を大切には出来ない。
夢なんてありえない。
もう人を大切に出来ない。
そう、心を殺そう。
そうすればなにも感じない。
なにも思わない。
なにも・・・
いっそ、この世から消えてなくなればいい。
そうすればなにも考えなくていい。
そう、そうしよう・・・・・
それがいい・・・・
淋しく一人で生きるより、
二人のほうがどれだけ幸せだろう。
たくさんのほうがどれだけ幸せだろう。
でも、
今は一人・・・・
淋しく・辛く・悲しく・そして・・・・
彼は震える心と身体、
溢れる愛情と涙と優しさを持つ普通の男性・・・
ただ、女性に縁がなかった・・・
幸せに縁がなかった・・・
ただそれだけ。
その人は、その後一人淋しく誰も知られないまま
一人ぼっちで心の死を迎えた・・・
しかし、誰もそれにきずかなかった。
そう、これがその人の人生。
人を愛することに恐れをなし、
人を好きになることに恐れをなした一人の人の人生。
ここに、彼の溢れるばかりの愛情と優しさに冥福を・・・
そして、愛が有ることを伝えたかった・・・


FIN





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